坂本先輩・花のお江戸の丸の内
サテライトキャンパス訪問記!!
Galleria 商.Tokyo
今回も、臨場感溢れる太郎さんの手記、原文のままお楽しみ下さいね。

第2次  浦島太郎 旅日記
昭和41年卒業、あれから41年、昭和にすると82年5月、文字通り浦島太郎を地で行くように訪れた母校の正門前、41年ぶりに顔を合わせた面々が相好をくずして感動の握手。そしてそれから2年後の5月10日、またまた5人が今度は東京に集まった。
思い出話を肴に、北海道、山形、秋田、逗子、横浜から集まってわいわい酒を飲むのがメインではあるが、今回はあらたに開設された、商大丸の内のサテライト教室の見学を組み込んだ。
 初日、暑い?。何故かまた昼の12時に東京駅南口集合。遠来の4人はオンタイム。      ところが逗子発のワタナベ君、12時半になっても来ない。1時になっても来ない、幹事のケイタイも鳴らないのでこちらから呼んだが繋がらない。「なにかアクシデントか?」「時間間違えたか?日にち間違えたか?」しまいには「昔から下宿が近い奴ほど講義に遅刻したもんだ」とかなんとか、まあ、散々。
しかし、異常な事態であるので、幹事が逗子の自宅へ電話、すると奥さんが「9時に出ましたけど・・・・。」既に集まった4人が『エ〜?』
と、そこへ件のワタナベ君から入電、「いやー、ワリー、悪いー、今逗子駅。俺、駅へ行く途中でちょっと倒れちゃって。これから行く。」倒れた割にはあっけらかんとして、妙に明るいとのこと。待ってる一同は「来るのはいいけど、大丈夫か?」「本人が何ともないと言ってるから大丈夫なんじゃないの。」「じゃ、ナベが来るまでお茶しよう」 待ちくたびれて、暑い東京、冷たいビールだ「乾〜杯〜」みんなの第一声が「ウメー?」
何がお茶だ
『このビール代、ワタナベにもたせようぜ』 『そうだ、そうだ』 『当然』
『まだこない?もう一杯!』
お茶のはずなのに、やけに盛り上がった。

その後、ワタナベ君無事合流。駅ビル飲食店街の居酒屋で、あらためて「カンパ〜イ。」      
酒の肴は図らずも、ワタナベ君の遅刻のいきさつ。

しかしみんな元気なのは、たらふく飲んでから一応ホテルのチェックインをして一休みしようということになり、(何故かホテルは神田)散歩がてら皇居方面へ。横浜発のタカハシ君(私と高校同期)が旧国民金融公庫を卒業、第二の職場が神田とのことで、この界隈の地理にやたらと詳しく、神田まで歩くことになった。                 皇居の大手門から散策道路に入り、平川門を抜け神田へと向かったが、歩きも歩いたりあとで聞いたら約8キロ。件のワタナベ君も歩いた。彼は神田猿楽町というところに事務所を持つ経営者で、日曜日ではあったがみんなで表敬訪問をし、一服。
そして何とこの日は日本3大祭の一つ、神田祭の真っ最中で偶然にも町を練る神輿と遭遇し、その掛け声の威勢の良さと、オヤジ達のいなせな祭り装束、頭の刈り込み、はじめて見たので感動した。

ホテルに入り、やれ一休みと思っていたら、直ちに第3ラウンドだという。
何と、ホテルの隣が居酒屋。本日3回目の「カンパ〜イ」

“明日の集合は9時半、有楽町駅”

5月11日、天気もよく絶好調。
商大アンテナ教室は有楽町駅から6〜7分。帝国劇場と同じビルの、皇居のお濠に面した一角。帝国劇場ではちょうど森光子の『放浪記』の公演中で、何時の開演なのかわからないが、チケット売り場前に20人ほど並んでいた。その光景を見ながら、いま東京に居るんだなと思った。
 さて、丸の内サテライトに到着。昨日遅刻のワタナベ君は既に到着していて、対応してくれた三村さんと言う方と話し込んでいた。今日は、トップの集合だ。
Galleria商.Tokyo(丸の内サテライトキャンパス)については、5月13日付瑞穂会掲示板に管理人さんから説明があった。この度も我々の訪問につき、あらかじめ大学にコンタクトをとってもらい、スムースに見学できた。管理人さんありがとう。
この施設の主たる機能は教室を備え、主に大学院生、あるいは社会人が対象のセミナー等に使用されることと、いわゆるアンテナ機能を目的として設置されたようである。
いいロケーションであり、上京の節、のぞいて見ては。

旧交を温め、いい酒を飲み、アクシデントを笑い飛ばし、楽しい2日間であった。
ところで、件のワタナベ君の遅刻の理由が最後になってしまった。
彼の住まいは逗子駅まで徒歩15分、かなり余裕を見て家を出たのはいいが、通勤時は駅までバスを利用というのがいつものパターン、この日は日曜日ということもあり、歩いた。
ところが、中間地点でなぜか足元がふらつき、歩道に崩れるように倒れた。       意識ははっきりしているが、なぜか立てない。そしたら、直ぐに男の人が3人駆け寄って目の前の建物に運ばれ、ボトルのお茶を大量に飲まされた。
そしたら間もなくして立つこともできたし、歩ける状態になった。彼がラッキーであったのは、倒れた場所が消防署のまん前で、飛んできたのが救急隊員であった。2階の窓から倒れる瞬間を見ていたそうである。なるほど出動がメチャ早かった。
原因は脱水症。加えて当日の暑さ。体調が元に戻り、彼は「12時まで東京駅に行かねばならぬ」と訴えたが
『あなた、ダメです。何をいってるんですか、休まないとだめですよ』と救急隊員にたしなめられ、およそ1時間消防署で横になっていた。
笑って済まされてよかった。つくづく。
さて、解散、2年後「鎌倉」を舞台に乾杯をすることとなった。
合言葉は『これから、外出の時は消防署の前を歩こう』
  
みんな、元気でな。


東京のど真ん中。情報の中心丸の内。 内外装は当代一流のディザイナー起用。
素晴しいロケーションです。 うらしま太郎の面々、大満足の図。
次回は2年後「鎌倉」での再会を誓って。 セミナールームも充実しています。
Galleriaのシンボルの透明の家。 皇居の石垣を見渡す窓辺は憩いのサロン。
.今回は三村女史にご案内いただきました。.
     
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